首の痛み

しながわ鍼灸院

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2019/07/23 首の痛み

皆様、おはようございます!

しながわ鍼灸院 松田です!

 

最近、テレビみていても吉本興業とジャニーズ事務所のことしかやってないですね!

 

結果的に親しい中にも礼儀ありって言葉が当てはまるのかな、なんて思います。

 

もっと明るくなるようなニュースを報道したらいいのになって思いますよ( ^ω^ )

 

昨日は肩関節の痛みに関して書いたので、今日は首の痛みに関して書いていきますね!

 

首の痛み

頚部痛といいますが、頚部にもさまざまな筋肉が存在します。

それに首は脳と体幹の通り道なので様々な神経、血管なども通過しています。

そこで、よく多い頚部の疾患について紹介していきますね!

 

1、頚椎ヘルニア

よく聞くと思います。首の骨は頚椎と言います。頚椎は合計7個あり、その1個1個の間に椎間板というクッション的な役割を果たしているものがあります。そして頚椎から上肢の運動を司っている神経が出ています。先ほど紹介した椎間板の飛び出した部分が神経の出口を圧迫し上肢にしびれ症状、筋力低下、手指の細かい動きができないなどの症状が出現します。それがいわゆる頚椎椎間板ヘルニアです。鍼灸治療は有効ですが筋力低下や運動能力の低下が著名な場合は専門医を受診し精査(MRIなど)を行う必要があります。

 

2、胸郭出口症候群

首から出た神経は鎖骨の下を通り、肩周りを走行し上肢に向かいます。胸郭出口症候群とは名前の通り、胸郭付近での神経や動脈の圧迫により上肢のしびれ感、冷感、だるさ、痛みが出現します。胸郭出口症候群は種類があります。

1、斜角筋症候群

首の付け根にある斜角筋という筋肉に神経が圧迫されて起こる。

 

2、小胸筋症候群(過外転症候群)

前胸部にある小胸筋という筋肉に神経が圧迫されて起こる。肩を横に上げて後ろに伸ばした状態(外転)すると症状が出現する。

 

3、肋鎖症候群

第1肋骨と鎖骨の間を神経、動脈が走行しているが、それらが圧迫されて症状が出現する。

 

4、頚肋

頚椎の7番目は本来、肋骨はないのですが、まれに頚椎7番目に肋骨の名残で余分な骨が存在する人がいます。その余分な肋骨により神経が圧迫されます。こちらは構造的な問題なので手術で頚肋を切除します。

 

胸郭出口症候群は鍼灸治療がかなり有効です。姿勢の問題も大きいので鍼灸+姿勢指導や胸郭を広げるようなストレッチも有効です。

 

 

3、いわゆる寝違い

よく起こる寝違いも首の痛みで出現する割合は高いです。原因はその人の日常生活などが原因のことが多く、様々です。(例えば、デスクワークで普段の姿勢が悪く常日頃から筋肉に負担がかかっていて、寝ていたときに筋違えみたいな症状になった)など。

寝違えに関しては整形外科などでも呼ばれている正式な医学的な名称も特にありません。最初の痛みは強いが、そこまで大変な症状ではないということです。最近はスマホを触っている時間が長い方が多いので、余計に姿勢が悪くなっている人が多い印象です。こちらの症状にも鍼灸治療はかなり有効です。

 

 

簡単にですが頚部の疾患に関して書いていきました!

何か不明点などありましたら、いつでもご質問くださいね!