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みなさま、おはようございます!
しながわ鍼灸院の松田です。
7月も後半に突入しました!
今週末は隅田川の花火大会などが行われますね!
梅雨が明けてくれるといいですね^ ^
って言っても人混みが嫌いなので花火大会などはあまり行かない派なんですけどね。笑
今日は肩の痛みに関して書いていきますね。
肩痛
肩痛と一言でいうと限局されているように思えますが、肩関節は複雑で痛めている筋肉や部位により治療方法なども変化してきます。
今回は肩痛とは、どのようなものが存在するのかをご紹介します。
※ちなみに肩こりとは実際には首から背中にかけての筋肉などの緊張を指しますので、医学的には肩痛には入りません。
解剖学的な肩とは肩関節のことです。
1、四十肩、五十肩
よく40〜50代のお父さん、お母さん世代の方に多いです。医学的には肩関節周囲炎と言います。発生機序は特になく急に発症することが多いです。あとはなんらかの原因で肩関節を痛めたあとに二次的に起こることがあります。
症状としては肩関節の可動域が低下するので衣服の脱着や髪を洗うときに痛む(結髪動作)、手を後ろに回せない(結帯動作)などに障害を生じます。
ほっておいても自然治癒すると言われていますが数年単位で時間がかかることが多いです。ですので、しっかりリハビリを取り入れることにより回復の時期を早めることが可能です。もちろん鍼灸治療は適応です。
2、腱板損傷
肩関節の中には肩関節を安定させたりスムーズに動きを出すためにインナーマッスル(ローテーターカフと言います)が存在します。その筋肉は4つあり、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋です。各々、役割があります。そして、よく痛めやすいのが棘上筋です。棘上筋は肩関節を外側にあげる(外転)を行う際の初動時に働きます。発生機序はスポーツで痛める人、日常生活で肩を動かした際にふとしたときに痛める人などさまざまです。やはり中年の方が痛めやすいです。腱板炎は鍼灸で対応可能ですが、腱板断裂(スジが切れている)の方は手術を含め検討が必要です。
3、石灰性肩炎
体内にはカルシウムの成分が存在します。そのカルシウムが過剰になり肩関節付近に沈着した際に激痛が出現します。症状としては突如、激痛が現れて痛くて肩を動かせません。レントゲンを撮影すると肩関節付近にカルシウム像が写っていることが多いです。こちらの場合、個人的に鍼灸も可能ですが、炎症があり激痛なのでロキソニン、ボルタレンなどの抗炎症剤などを服用したり、医師によるステロイド注射を行った方が痛みが早く落ち着く傾向が強いと思います。
また石灰性の痛みは肩関節だけではなく全身のどこの部位にも現れる可能性はあります。(例えば股関節や膝関節など)
今日はよく起こる3つの疾患を紹介させていただきました。
肩関節付近は複雑でまだまだ、たくさんの疾患が存在します。
(例えば、外傷歴がある場合の鎖骨骨折や肩関節脱臼なども肩関節に近いので見分けることが大事です)
その原因を突き止めて治療しないことには症状も治りません。
まず異変や痛みを感じたら、ご相談いただければと思います。
症状に応じて適切な対処を行う事が大事だと思います。
品川付近で肩痛でお悩みの方は一度、ご相談くださいませ。
また、ブログ書きますね?